赤と黄色と緑といろいろ。

思ったものを思ったままに

ジャニーズ感染対策レポ NEWS編

 

少しこの書き込みに疲れて飽きてしまっていた、と言うよりは、4から3に変わった形に慣れるまで、4から1になった人を理解するまでに時間がかかっていた。

個人的に1になった人を理解することが出来ないまま限界が来てしまったので、理解しようとすることをやめた。今まで本当にありがとう手越くん。

 

 

最後の投稿から半年以上間が空いて、その間に色んなことがあった。24時間テレビがあったり、コヤシゲがコロナに罹ったり、オルタネートが発売されてかなり飛躍していたり。

 

NEWSとNEWSのファンにとって大きい出来事といえば、やはり4部作の最終作であるSTORY公演が始まったことだと思う。

 

もともと2020年にやるはずだったツアー。コロナで延期・中止になった。世の中の状況もNEWSの状況も変わって、2020年12月、配信という形で公演が決定した。しかし直前にコヤシゲがコロナに感染し中止に。

本来のツアー日程から丸1年が経ち、ようやく、ようやくSTORYツアーが始まった。

緊急事態宣言が2度延長され、初日の北海道公演は延期になったが、翌週の横アリ公演から絶賛ツアー中だ。

 

私はその横アリ(横浜アリーナ)公演に参加した。

ツアーの真っ最中なのでネタバレになることは控えるが、コロナ対策に関してはこれからコンサートを観るNEWSファン・あるいはジャニーズ・その他アーティストのファンに何か役に立つものがあると思うのでここに残そうと思う。

 

1.同行者登録

チケット2枚以上で当選した人にはもれなく同行者登録という難題が早々に立ちはだかる。これがちゃんと出来てないとデジチケが表示されないので要注意。

この目的はもし同じ時間のコンサートに参加した人の中で陽性者が出た場合に追跡するための登録である(本人確認ではない)。

私はこれを入場直前にやったがために非常に慌てた。当選者のFCサイトに登録方法は載ってるのでその通り進めていけばいいのだが、順序を間違えると面倒なことになるので、事前に電話しながらお互いに確認しつつ登録するか、事前に登録できない場合は入場の30分前くらいに近くのカフェに入って座って落ち着いて進めるのがベターだと思う。

同行者の情報を登録した後、公演直前に当日の体調等についての質問項目にチェックを入れる必要がある。同行者もこのチェックをやる必要があるので忘れずに。

 

2.入場

該当公演では入場開始から30分ごとに時間が区切られていた。夜公演は16:00~16:30の人、16:30~17:00、17:00~17:30だったと思う。

横アリは入場口が1箇所しかないのでかなり混み合う。3分割してもなかなかの混み具合だったので余裕を持った入場は必要。分割のおかげか、トイレがかなり空いていたのがありがたかった。

 

入場時は係員による非接触(額)の検温

QRコードの読み込み(読み取り機に自分でかざす)

→人数を確認し、出てきたチケットを自分で取る

→スマイルアップシールド(フェイスシールド)を受け取りながら、カメラ所持の有無を確認される

→手指消毒

 

という流れだった。

ちなみに手指消毒用のアルコール消毒液は、会場入口、ホールの出入口、トイレにそれぞれ置いてあった。結構な数あった記憶。

 

3.公演前

横アリ公演は、グループごとではなく、1人1人の座席に間隔があった。前後左右1席ずつ空いているイメージ。公演前は飲食禁止・マスクを外しての会話禁止等、随時感染症対策のアナウンスが流れていた。

会場に入る時に必ずスマイルアップシールドを配布されるが、つけるかどうかは任意で、つけていなくても注意されることは無いようだった。シールドの切れ込みにマスクの紐を通して使うのだが(詳しくはJohnny's netへ)、かなり曇るので水泳用の曇止めが必須。これは曇り加減が全然違うのでおすすめ。それからこのシールドを付けるともれなく双眼鏡は使えない。目とシールドとの距離が広いので双眼鏡を覗くことが出来ない。それを見越してか、自分でフェイスシールドを持ってきている人を結構見かけた。

 

4.公演中

いつものコンサートでは5分前くらいからNEWSコールが始まる。今回は声を出せないので、会場にいる人みんなで手拍子をした。C&Rの発声も出来ないので、拍手とペンライト振りに全力になった。とある曲で絶対叫びたい時も、叫びたい気持ちをこらえてペンライトを振った。

MC中はひたすら手を叩いていた。「調子はどうだー!」的な事を聞かれても拍手しかできないのが悔しい。感情の差を表すには拍手の加減で調整するしかなかった。

このような状況の中でも、NEWSのファンはマナーが良くなったので、叫んでる人は全くいなかった。やっぱり誇らしくて自慢したくなる。

 

5.終演後

いつも通りの規制退場。横アリは出入口が1箇所・最寄り駅が1つしかないからだろうか、駅から入場するまでのルートと、退場から駅までのルートが決められており、1部と2部の間に同じ道に多くの人がいることがないようになっていた。

 

 

ここまでが、個人的に感じたコンサートにおける感染症対策です。

またじわじわと感染者が増え、最後まで走り抜けることが若干怪しくなってきているが、参戦する全員が当日だけでなく公演前から意識して予防をしっかりすることがとても大事だと思う。

 

NEWSのSTORYツアーは延期に延期を重ねてやっと開催できた公演。「最高のタイミングが今だったんだ」と本人たちも語るように、今できる最高を感じられることを期待して。

安心してファンもメンバーも楽しいコンサートになりますように。

いつか笑ってまた再会、そう絶対。

 

2020年色んなことがあったけど、最初に書き留めておきたいのはやっぱり。

 

 

嵐がついに活動休止期間に入る。

2020年12月31日が嵐の活動としては一旦最後の日。

 

NEWS、山﨑賢人、諸々、今私が応援している人達は、元々嵐ファンだった私が嵐の番組を観て共演していて興味を持ったのがきっかけで好きになった。

それに嵐ファンのコミュニティもあって、もうかれこれ6,7年は一緒にいると思う。

 

私の人生、嵐様々なのだ。

 

嵐に関していえば、何かきっかけがあった訳では無い。

プロフィールの「好きな人」の欄に、クラスの女子全員が嵐と回答していたあの頃に、私も流行りに乗って曲を聴き始めたのが初めだった。

 

当時、嫌々走ったマラソン大会のご褒美として買ってもらったiPodに、たまたま母親が誰かから借りていた嵐のアルバムをとりあえず入れてみた。

 

嵐を好きになる前の自分のエンタメへの興味の記憶がほぼない。昔からテレビっ子というのはあったけど、クラスで話題になってた野ブタやイケパラ、花男ですら観ていなかった。

そんな私が、アルバムの曲を手に入れてから毎日毎晩曲を聴き続けていた。

 

根拠もなく「一番カッコイイ」で決めた"自担"は櫻井翔だった。結局それから今に至るまで、他の4人の誰にも浮気することなく櫻井担を貫く。今では「カッコイイ」だけではない魅力を知っている。知れば知るほど、彼の人間性がどれだけ素晴らしいかが分かる。嵐のメンバーはみんな素晴らしい人達だけど、私は櫻井翔の人となりが好きだから。

 

 

初めて自分のお金で買ったCDはTroublemakerだった。PVがすごく可愛いし、なんてったってTroublemakerが主題歌となっている特上カバチ櫻井翔が主演だったから、生まれて初めてCDを買いたいと心から思った。

近所のCDショップになけなしのおこづかいを持って向かった。生憎PVの入った初回盤は売り切れだったが、それでも通常盤を手に取り、レジに並んだ。レジのお姉さんがニコニコしながらレジ打ちをしていたことが忘れられない。多分会計を待っている私がニコニコしていたのだろう。

家に帰ってCDをパソコンに取り込み、嵐のアルバム曲しか入っていなかった私のiPodに曲を入れた。それからTroublemakerだらけの毎日だった。

 

何ヶ月かして、また次の曲のリリースが決まっていた。怪物くんの主題歌、Monsterだ。自分より前から嵐ファンだった友達に「初回盤は予約しないと買えない、しかも先着」という話を聞き、慌ててCDショップに電話を掛けた。

 

「初回限定盤が1枚ですね、予約しておきます。」

 

やっと手に入れた初回盤だった。あとから分かったことだが、嵐のシングルは毎回初回盤にDVDが付いていても、PVの映像が入っているだけだった。しかしたまに、ごくたまに、PV映像に加えてPVのメイキングが入っていることがある。このMonsterは、その"レアもの"と呼ばれる、メイキング映像付きのDVDが付いていた。

(後にNEWSファンになる私は、NEWS(と言うより嵐以外?)のシングルの初回盤には毎回メイキングが付いていることに驚愕する。)

 

 

それから、休みの日は自分が知らなかったドラマや映画のDVDをTSUTAYAでいっぱい借りてきて、一日家に籠ってテレビを占領し観続ける日々が続いた。

ピカンチ木更津キャッツアイ山田太郎ものがたり

昔の意地じゃないけど、学園モノを1クール観続けるのが苦手だった。加えて松本潤の「俺様キャラ」があんまり私自身にハマらなかったこともあり、花男は全く観ていない。いや、多分リターンズは再放送を観たはずだが、記憶が遠のいている。

でも山田太郎ものがたりは全部観た。全部観たし、テレビでやってる再放送も毎回見てるから多分もう3回くらいは観てる。

説明するまでもないが、御村託也はひっくり返るほどのイケメン、それでいて友達思い。山田太郎はひっくり返るほど可愛くてきょうだい思い。多部ちゃんのキャラも面白くて、総じて素敵なドラマだった。主題歌のHappinessも最高。最終回の大野智も。良かったね。

 

櫻井担の中には御村担が一定数いた。山田太郎ものがたりと同じ年のコンサートの、櫻井翔のうちわはかなりレア物とされていた。今では考えられない襟足の長さ、チャラさ、そして顔の良さ。伝説のうちわとも言われた。私も一時期その御村担の1人だったから、どうしてもそのうちわが欲しかった。結局たまたま担降りすると言った友人から定価で譲り受けてもらうことが出来たが、中古のアイドルグッズ店などを覗くと定価(当時)500円に対して3000~4000円の値がつくほどだった。あのガラスケースに入ってたんだから、伝説は確かだ。

 

 

初めて行ったコンサートは2013年、旧国立競技場で行われたアラフェス'13だった。

 

2012年のアラフェス'12の時に、初めて国立競技場にグッズを買いに行った。友達同士で都心部に行ったことがないに等しいくらいの田舎者が、あの大きな会場と、大量の嵐ファンに驚いた。朝早い電車に乗って、3,4時間は並んだだろうか。やっと敷地の中に入れると思った時に、会場からリハーサルの音漏れが聞こえてきた。野外だからかなり大きな音で音源が聞こえてきて、周りの人もテンションが上がってカラオケ状態だった。その時既に翌年のアラフェスと、それが旧国立競技場での最後のコンサートになる事が分かっていたので、来年こそこの中で。嵐に会いたい。と強く思った。

 

翌年のある日の帰り。アラフェスに一緒に応募した友達から一通のLINEが入った。

 

「アラフェス当たった!当たったよ!!」

 

結構広い歩道でクルクル回りながら飛び跳ねたことをとても覚えている。一緒に帰っていた別の友達に頼むから落ち着いてくれ、と言われるくらいには嬉しかった。

それから当日まで、連番の友達と共に何度も買い物へ行き、服や靴、アクセサリーまでもをお揃い・色違いにした。今思えば時代だなあとも思うし、若気の至りだなあとも思う。でもあの時のワクワク感とテンションの上がりようは後にも先にもない。多分。

 

2013年9月21日。平謝りをして部活を休もうと思っていたのにたまたま部活が休みになり、心置き無く千駄ヶ谷へ向かった。前年同様朝早くからグッズの列に並んで、Tシャツやタオル、うちわ、ペンライト等々、その年のお年玉を全てはたく勢いで買い漁った。

そして会場へ。初めてのコンサート会場の中。圧倒された。こんなに人が沢山いて、みんなが同じ時間に同じ目的で同じ場所にいるということに、幼いながらも何故か感慨深くなった。

友達から渡されたチケットには「アリーナ」の文字。アリーナ席の入口に座席表があったのに見ても全然分からず、係の人に聞いて席まで案内してもらった。

辿り着いた席は、センターの丸いステージがしっかり見える、そしてバックステージまで繋がる花道横5人目の席だった。今思えばとんでもない神席だ。7万人の中でアリーナに入れるだけでも凄いことなのに、嵐が通る通路から5人目に自分がいたと思うと、今でも震える。だが当時は「初めて嵐のコンサートに来た」「初めて嵐を生で、画面越しではなくこの目で見る」という事実を受け止めるだけで精一杯だった。いや、恐らく受け止めきれていなかったが。

連番した友達の反対隣に座っていたのはおば様だった。どうやらおば様は私と同じ櫻井担で、お友達4人組で来たらしい。慌てていた私たちに心配そうに声をかけてくれたので、「初めて嵐のコンサートに来ました」と伝えると、「嵐のコンサートは本当に楽しいよ。一緒に翔くんを目に焼き付けようね!」と優しく接してくれた。

嵐コール冷めやらぬ中、会場の照明が一斉に消え、そのコールが叫びに変わった。地響きのような音響が鳴ったと思うと、Face Downが始まり、遠くの方に5人の姿が見えた。

あ、やばい。  涙が止まらなくなった。画面の向こう側の存在だった嵐が、肉眼で見れる場所で歌って踊っている。信じられなかった。

何曲かして、真横の花道を大野・二宮コンビが通った。双眼鏡を使わずとも2人がこちらを向いて手を振っているのがよく分かった。ありがとう、ありがとう嵐。そう思いながら全力で手を振り返した。

全体を通して大宮コンビが沢山来てくれた。連番した友達は大野担で、真横で釣ってもらってたのをかなり鮮明に記憶している。そしてたまに来る櫻井翔に見とれ、やっぱりかっこいいなあなんて思って、隣のおば様と「来たね!かっこいいね!」と話していた。

相葉ちゃんのソロ曲「Hello Goodbye」。曲の最後に花道を通ってバックステージの方を歩いて向かった。曲終わりに照明が消えたあと、後ろでダッダッダッという音が聞こえた。相葉雅紀が階段をかけ下った足音だった。初めてコンサートに行ったからこそ、そして席が近かったからこその衝撃だった。DVDを見ているだけでは分からない音だし、マイクが拾っていたとしても恐らく消しているであろう音に、リアルを感じてドキッとしてしまった。

 

時はあっという間に過ぎ、気づいたら電車の中だった。嵐の野外恒例となっている土砂降りに降られることも無く無事に、家路に着いた。

 

それからは目の前に大好きな嵐がいたことが信じられず、しばらく夢見心地で生活していた。

 

 

 

当時嵐以外に興味のあるものが全くなかったため、嵐が世の中でどれだけすごい位置にいるかもよく分かっていなかった。メンバー全員がCMを何本も持ったり、ゴールデンでバラエティのレギュラーを持ったり、毎年のように映画・ドラマがあったりするのは当たり前だと思ってたし、毎年5大ドームでコンサートを行うのも普通だと思っていた。でもここ最近客観的に嵐をみて、やっぱ嵐は桁違いなんだなと心底感じている。

 

何かのきっかけがあって嵐が好きになった訳では無いと前述したが、なにかのきっかけがあって嵐ファンを辞めたという訳では無い。

強いて言うなら、勉学のためにテレビやSNSからの情報を一時的にシャットダウンしていたということは一つの理由かもしれない。同時に、昔のようなわちゃわちゃした嵐ではなく、日本を代表するアーティストとして扱われている事が、もはや応援のしがいがなくなったというか、別に私が応援しなくてもという気持ちになった。

それとほぼ同時にNEWSにハマったので、バラエティは観てもCDやDVDを買うことはなくなっていった。

 

 

それから月日は経って、忘れもしない2019年1月、夜遅く携帯の通知を見て二度見した。

2020年12月31日で嵐の活動を休止。大野智は芸能活動休止。当時はまだコロナ前、東京オリンピックがいよいよという状況で、2020年の年末なんてあまりにも未来すぎて想像できなかった。だから、実感が湧かなくて、辛いとか悲しいとかそういう感情も抱けなかった。

 

あれから2年が経った。特にこの1年は全世界の全ての人が思い通りにいかなかった。それは嵐も例外ではない。新国立競技場でのコンサート、アジア圏での大規模ツアー。北京公演。全部無くなった。国立競技場でのコンサートは無観客での開催となり、楽しくもどこか寂しいような気がした。

 

そして今日、私はオンライン配信で5人の(一旦)最後の活動を見届ける。

 

結局、あの発表以降コンサートに足を運ぶことは無かったが、今でも国立競技場で見た景色は観客も含めて圧巻だったことを思い出す。嵐にしか、松本潤にしか出来ない「魅せ方」がある。

今日、有観客とはならなかったけど、久しぶりに観て改めてその存在の大きさを実感すると共に、私の人生を作ってくれてありがとうという思いを心の中で伝えたい。

それから、5人でトップになったことを昔の相葉ちゃんに伝えたい。

 

嵐は最強です。きっとこれからも。

 

今回の決断の背景を考えると、"また再会"なんて簡単に口にできない。けど、そうは言っても、私は5人でわちゃわちゃしたところが見たいし、バラエティで見せるあの連携プレイ、コンサートで見せるチームワークをまた見てみたい。私というか、嵐という道を通ってきた人ならもれなくそう感じていると思う。

 

だからやっぱり最後はこの言葉を残したい。

 

 

"いつか笑ってまた再会、そう絶対。"